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合唱団のコンサート

実はアルカデルト・コンソートという中世の古楽を歌う合唱団に入っていまして、本日はそのコンサートでした。

 

中世というのは大体1300~1500年代のことで、その頃に歌われていた歌を古楽と言います。主に教会音楽になるのですが、世俗の曲もたくさんあります。

西洋の音楽は教会音楽から始まっているので、そのルーツに触れることができる貴重な機会です。

 

今回歌った曲はトーマス・ヴィクトリア作曲の「エレミヤの哀歌」と、パレストリーナ作曲の「ミサ・サルヴェ・レジーナ」でした。どちらもグレゴリオ聖歌を斉唱しながら4声、5声に分かれた合唱を歌います。

 

この時代の曲は伴奏は一切なく、アカペラという合唱だけの音楽なので、誰かが崩れると総崩れになる怖さももちろんあるのですが、そこは皆さんベテラン揃い。お互いの声をよく聴きあって最後まで歌いきりました。

 

ピアノでもそうですが、それぞれの声部を常に聴きながら自分の声部を歌うということがどんなに大切か、こういう時にも痛感します。周りが聞こえている演奏と独りよがりな演奏は、自分でも溶け込んでいないと感じるし、聴いて下さっているお客様にも伝わってしまいます。

 

今回は特によく響くホールだったので歌っていても心地よく、最高に幸せな時間でした。聞きに来てくださった方からは「天から声が降ってくるみたい」という嬉しい言葉もいただいて、頑張って練習に通った甲斐がありました。

 

来年からはまた違う曲の練習に入るのが楽しみです。