今年はショパンコンクールが開催されています。リアルタイムで見ることはなかなか難しいのですが、youtubeで演奏の動画が流れているので、コンテスタントの真剣な演奏を楽しませてもらっています。
皆さん本当に素晴らしい演奏で、聞くだけでもとても勉強になります。個人的にドイツ在住の日本人、中川優芽花さんの演奏にとても引き込まれましたが、3次に進むことができなかったのはショックです。
3次に進まれた牛田さん、進藤さん、桑原さんの検討をお祈りしています。
先日「ピアノフォルテ」という映画を見てきました。
これは前回2021年開催のショパンコンクールのドキュメントです。
主にカメラはファイナルに進んだコンテスタントたちの軌跡を撮っていますが、両親や先生に支えられて、精神的にも限界を感じつつ進んでゆく演奏者の様子、指導者のコンテスタントに対する思いや言動、コンテスタントの素顔などがとても興味深く綴られています。
母国ポーランドから1次予選を突破したマルティンは、プレッシャーに耐えられず、体調を理由に2次予選を棄権してしまいます。
中国からの参加者ハオは、狭い自宅にグランドピアノを入れて練習に励み、すぐ近くで両親が家事をしながら見守ります。彼もまた思いもよらないファイナル進出のプレッシャーと戦いますが、優しい先生が常に励まし母親のように寄り添います。
17歳のアルメニア人エヴァには大変厳しい先生がついて、すべてについて彼女に指示を出します。
コンクールは本当に大変な舞台です。
もちろんコンクールに出ないという選択肢ももちろんあります。でもそれを乗り越えた先には世界が認めたピアニストという大きな世界が待っています。
夢に向かい、コンクールの怖さと戦いながら挑戦を続ける彼らの姿がとても感動的でした。
