
5月15日、ヨコハマジュニアピアノコンクールで2位を取られたFちゃんの入賞者記念コンサートに行ってきました。銀座ヤマハホールはとても響きが良くて、素晴らしいホールでした。
この日のプログラムでは幼児部門で受賞された5人の小さなピアニストたちが登場し、素敵な曲を披露してくれました。
小学生以降の部門には残れなかったので聞くことができなかったのですが、みなさん本当に上手で、小さいながらにも心のこもった演奏に感動しました。
Fちゃんはショパン作曲「春」と轟千尋作曲 星降る町の小さな風景より「てんてこの踊り」を演奏しました。
2月に受賞が決まってから毎週のレッスンのほかに、それこそ毎日お母様が動画を撮って送ってくださり、それに私もコメントしつつ三つ巴で頑張ってきました。Fちゃんもそれによく応えて、欠かさず練習を続けて頑張ってくれました。
本番近くなって天候も寒暖の差が激しくなり、少し体調を崩して心配なところもあったのですが、当日はしっかりした芯のある音で立派な演奏でした。
思えばこのコンクールに出場を決めたのが去年の今頃。そこから一年間、毎日数時間の練習を続け、ご家族の方の懸命な応援あってのこの日だったと思います。
コンクールを受ける、受けないにかかわらず、ピアノを練習する環境が整えれ、ご家族の応援があり、レッスンに通って真剣にピアノに向き合う姿勢が、結果的によい実を結ぶと思います。これはピアノに限らず、勉強でもスポーツでもなんでも一緒ですね。
たとえすぐに結果が出なくても、生徒の中に目標を目指して粘り強く努力する力が芽生えてくること、ピアノを通して私はこれからも生徒の皆さんにそのような力を育てていってあげたいと思います。
翌週のレッスンの特にFちゃんがお礼のカードを書いてくれました。こういうのが本当にうれしいです。
また目標に向かってがんばろうね!