
2021年もコロナ感染で悩ましい日々が続いていますが、7/31に無事教室発表会を開くことができました。
この日に向けて生徒全員たくましい努力を続けてきましたが、思わぬデルタ株の感染拡大に伴い、緊急事態宣言発令が決まった時は緊張しました。でも幸い8/2からの施行となりましたので、無事に開催できることがわかった時はホッとしました。
当日は13人の参加でしたが、半分の6人が初めての発表会。ステージマナーも人前で弾くのも初めて。これは結構ドキドキものです。そこで本番1か月前からレッスンの順番の前後の子たちと「発表会ごっこ」と称した模擬リハーサルを何度もして慣れてもらいました。
最初はお辞儀するところから逃げ出してテーブルの下に隠れてしまったり、固まって動けなくなってしまったり、泣き出してしまう子もいましたが、一つ一つみんな乗り越えてくれて、最後には立派に人前で演奏できるまでになっていくのを見るのはうれしいことでした。
そしていよいよ本番。午前中だけの短い時間でしたが、発表会ごっこの成果もあり、開始から流れるように問題なく進み、一人一人集中して素晴らしい演奏をすることができました。誰一人泣き出したり逃げ出したりすることもなく、演奏も立派に最後まで弾いてくれたのは感動的でした。
今回は皆さんにそれぞれのレベルより少し高いレベルの曲を上げていましたので、中には途中でくじけそうになることもありましたが、発表会という本番にむけて少しずつでも努力を重ね、ついに本番で勇気を出して弾きとおすことができた経験は、今後の成長過程においてもよい栄養素になったのではないかと思います。今後何か大きなことにチャレンジするときは、今日のことを思い出して勇気を出して進んでいってほしいと思います。
発表会自体も今回は教室単独の開催となり、一人で切り回すことになるので、これまでしてきた記念品や花束の配布はなし。カメラマンも呼ばず、ご家族の方用の撮影席を最前列に作って、それぞれご家庭で撮っていただくことにしました。もちろん最後の集合写真も。
ほかにも生徒のお母様にピアノの鍵盤を拭く係や、楽屋の係などをしていただいたり、私が持ち込んだダイソーの造花を、これまたニトリで買ってきた傘立て(新品です)に活けていただいたり、会場内のドアの開閉はお父様方のお力をお借りしたりと、保護者の皆様にもご協力いただき、大変助かりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
今回は教室の生徒、保護者の皆様、そして講師が一体となって全員で手作りする発表会になりました。皆様のおかげでこのような心に残る発表会ができたことを感謝いたします。
ところで自分はアナウンスを担当していたため、写真が撮れませんでした。唯一終了後に一緒に撮った生徒の保護者の方から写真を1枚いただいたのが上の写真です。( ̄▽ ̄;)
みんな、また発表会やろうね!