
9/16、ブルグミュラーコンクールの横浜予選1回目が桜木町のカワイプラージュで行われました。今回は当教室から7名が参加。そのうち5名がこの日の予選に参加しました。
全員このコンクールは初めてです。どんなものか?よくわからないまでも、この日までそれぞれ準備を整えてきました。
いつものレッスンに課題曲を加え、だんだんにその比重が増して、曲に込める思いも熱くなっていきました。私も曲に込める表現をどう伝えるか、子供とどう共有していくかを日々考え、いろいろな角度から話してみたり、子供の体験を引き出してみたり。
こういう時によく思うのですが、毎日の暮らしの中である小さな感動を何気なく過ごしてしまわないで、その一つ一つを心の中に刻んでいる子は表現力が豊かです。泣いたり笑ったり、楽しかったり怖かったり、生活の中から生の経験値を積むことはピアノの演奏に役立ちます。
そして音楽をたくさん聴くこと。プロの演奏家がどんなふうに音で表現しているか、それを知っていると自分の中にもいつか同じような表現力が生まれていることに気が付きます。
さあ本番! みんな意外と緊張しないで落ち着いて弾けていました。
今回優秀賞はいませんでしたが、奨励賞が3人、努力賞2人と、結果的には全員がどちらかの賞をいただくことができました。
充分立派です。発表会やステップともまた違う、同じ学年のお友達と課題曲を弾きあう緊張感と楽しさを味わってもらえたようです。
また来年も挑戦しましょう!
次は11月の発表会です。みんな、次のステージ目指して頑張ろう!