最近Spotifyで毎日のように聞かずには入れなかったマルタ・アルゲリッチのピアノ。毎晩お風呂に入るときも防水スピーカーで流しながら聞いていたその人のコンサートが、10月1日にサントリーホールで開催されるとあって、すぐにサイトに行ってみました。
すでにS席以外は売り切れ。S席もセンターブロックは残席１席という僅少の状態でした。その金額に一瞬ひるんだものの、やっぱり一生に一度は行ってみたい!!という気持ちからチケットを購入しました。
プログラムはモーツァルトの4手のためのピアノソナタ、プロコフィエフの組曲シンデレラ、ストラヴィンスキーの春の祭典。どれも連弾のレパートリーですが、70歳を超えてもなお衰えを知らないアルゲリッチの迫力ある演奏を、楽しみに行ってきたいと思います。
それにしてもアルゲリッチはその年にして(失礼)精力的なコンサートを世界中で展開されていて、その行動力とバイタリティーには驚かされます。
8/14オーストリア、8/25イタリア、10月日本、10/18フランス…。その後もポルトガルやドイツなど精力的にコンサートをこなしています。
先日参加した脱力法のセミナーで、これまで日本で教えてこられた演奏法では年を取ると演奏ができなくなるが、西洋の弾き方ではいくつになっても弾けると教えていただき、その代表でアルゲリッチの名前が挙げられていました。
その演奏法に直接触れたい。その願いはもしかしたら叶わないのかなと思い始めていましたが、思いがけず機会を得ることができたことを幸せに思います。 今からとても楽しみです。
ちなみにこの情報はSpotifyからだったのですが、毎日聞いているとこういう情報まで教えてくれるのですね。ただの音楽配信サイトじゃなかったんだ。感謝。