
8月から新しい合唱団に入りました。
今までお世話になっていた「ハマ音合唱団」も大好きだったのですが、ちょっとマニアックな宗教曲が歌いたくなって、港北区で活動されていらっしゃる「アルカデルト・コンソート」さんに体験入団せていただきました。
そこで頂いた楽譜がコレ。(@_@)
バロック時代より少し前の中世で使われていた計量記譜法で書かれた楽譜です。実は恥ずかしながら、この楽譜を読むのは初めてでした。
まず音部記号。通常第4線にあるヘ音記号が第3線にあります。つまり「ファ」が第3線ということになり、最初の音は「ソ」ということになります。休符も縦線だけ。その長さで休符の拍の長さがかわります。
団の方に読み方を教えていただきながら、恐る恐る参加してきました。
私が今まで在籍した合唱団は、いずれもピアノのある部屋で練習し、最初はピアノで音をとっていただき、その音で階名唱ができるようになったら、そそこから歌詞をつけていくという練習方法でした。ハマ音はここに結構時間をかけ、3か月くらいは歌詞をつけていませんでした。また、そのほかにも家で練習するための音源ディスクが配られたりと至れり尽くせり。
ところがアルカデルトさんにはそういったものは一切なし。練習場にピアノすらありません。先生が最初の音を音叉でとって下さり、そこから皆さんきっちりと階名唱をされていきます。そして2-3回階名で歌ったらもう歌詞で歌います。しかもラテン語。強弱は書いてありませんが「当然ここはこうなるよね?」みたいな暗黙の了解があって、皆さんお互いの音を聞きながら自然な強弱をつけ、その和声感から音をとった深いところで合唱を楽しんでいらっしゃいます。
楽しい~。天井の高い部屋で美しい和声に包まれる悦び。新しい世界にどっぷり浸って音楽の美しさに酔いしれています。
1か月はお試し期間とのことで9月中旬にならないと入団させていただけるかどうかはわからないのですが、頑張ります。