連日35℃の猛暑日。外を歩いているとまるでオーブンの中を歩いているようです。
予選から1か月。8/5にフレッシュ横浜音楽コンクールの本選が開かれました。会場は今年もフィリアホールです。
予選を突破したIちゃんとは、響きの良いホールでの演奏を焦点に入れ、1週間前には長浜ホールを借りてレッスンしたので、去年よりちょっぴり自信ついてるかな? 演奏前は「早く弾きたい~」と言っています。そうだよね、待ち時間ってなんか嫌だよね。
それにしても予選の時から思っていたのですが、3、4年生枠の皆さんの上手なこと! 曲の難易度も演奏力も1-2年生枠とは段違いです。その中で予選を突破したiちゃんは、それだけでもすごいと思います。
案の定最初から素晴らしい演奏が続きます。Iちゃんはプログラム3番。名前を呼ばれると颯爽と出てきて元気にお辞儀をし、ピアノの前に座ります。演奏は堂々たるものでした。課題曲は流れるように美しく弾けたし、自由曲のポップな感じもよく出せて楽し気な演奏でした。心配していたけど去年のようにミスをすることもなく、Iちゃんは大成功。
そのあと私は仕事があったので一旦新子安のピアノギャラリーへ。こちらもブルグミュラーコンクールを控えた生徒たちのレッスンが、夏休み前の佳境に入っています。
レッスンを終えて再びフィリアホールへ。発表は19:25からなので、18時過ぎにピアノギャラリーを出てギリギリ間に合いました。
結果から言うと、残念なから今回も入選はできませんでした。
でも私がコンクール出場を進めるのは賞を取るためだけではありません。最も大事なのはそこに向けて頑張ること。曲を仕上げることに努力すること。そして演奏力を高めることです。ここまで曲を細かく仕上げていくのはコンクールならでは。今回もIちゃんはとってもよく頑張ってくれました。審査員の先生からの講評も「とてもきれいに弾けていました」とおおむね好評で、そのうえでこれからの課題を書いてくださっていました。それを元にこれからさらに素敵な演奏を目指して一緒に頑張っていこうね。点数も結構高かったけどこれで入選してないとすると、全体的にハイレベルだったんですね。まずはお疲れさまでした。
このあと2週間の夏休みです。その後は9月のブルグミュラーコンクール、そして11月の発表会と続きます。