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大人の方が入会されました

 最近、ありがたいことに大人の方のご入会が続いています。

 

 先日久しぶりの方からメールをいただきました。4年前にお子様のピアノの先生を探して体験レッスンに来られた方です。お子様はその後、別の先生にピアノを習い始めたそうですが、お子様のご様子を見ていてご自分もピアノを習いたくなり、当教室に再びご連絡くださったとのことです。

 とても明るい方で、体験レッスンは楽しく盛り上がりました。もちろんお母様は1からの初心者です。でもいつの日かお子様と連弾を楽しめるようになると良いですね。

 

 もう一人、男性の方がご入会されました。こちらの方もホームページからお問い合わせいただき、初心者クラスからの出発です。

 まずは座り方、手の形、音符の読み方、リズムのとりかたなど基本的なことをお伝えし、片手ずつ短い曲を弾いていただき、「構築的なレッスンで分かりやすかった」と喜んでご入会していただきました。

 

 ピアノは座って弾くので割と楽に弾けるのですが、体の使い方がとても重要な楽器です。もちろんどの楽器でも同じだと思いますが、変に力んでいては思うように指が動きません。

 また、自分の演奏を耳で聞くことも大事ですが、これも体が緊張しているとうまくいきません。

 

 この脱力をどう教えるか。体の内部で起こっていることをうまく説明するのはなかなか難しいものですが、私もいろいろ勉強して、骨の名前や筋肉の名前を覚えて説明できるよう努力しています。

 意外と骨を意識するとうまく脱力ができるように思います。

 例えば「肩の力を抜いて」と言うより「肩甲骨を下に下げる感じ」と言った方が、伝わりやすい場合があります。

 

 また、手の第3関節を平らにして第2関節を鋭角に曲げて弾いている人がいますが、逆に第3関節は曲げて第2関節を少し伸ばすようにして弾くと楽に弾けるようになります。

 

 具体時に説明できると、生徒さんにもわかりやすく成長も早いので、これからも更なる勉強を続けていきたいと思います。