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ピティナレッスン見学

 申し込みをしたときからこの日を待ちわびていました。

 ほかの先生のレッスンを見学できるなんて滅多にないことですから。自分のレッスンを顧み、新しい方法を学ばせていただく、これ以上ないチャンスだと思います。ピティナさんもすごい企画をしてくださるものです。

 

 今回は先生の個人宅でのレッスンなので、最寄り駅には30分以上前に着いたものの適当に時間をつぶし、ちょうど時間になるころ先生宅に到着。本日の見学者は6名でしたが、もうご存知の仲のようで、すでに先生と一緒に盛り上がっていらっしゃいました。

 

 レッスンは新年長さんから新高校1年生までの4人の生徒さんが次々と受講され、先生のご指導を受ける様子を見せていただくのですが、小さいお子さんから音階や前調の訓練を徹底していらっしゃるのには驚きでした。子供は単調な音階やアルペジオの練習を嫌がりそうなのですが、皆さん軽々とこなして楽しそうに弾いています。それには実は先生なりの工夫がありました。スケールアルペジオマスター表というものを自作されて、生徒さんたちはゲームを制覇するように上達を目指していたのです。これはとても参考になりました。

 その基礎をもとに生徒さんたちは読譜力と演奏力を身に着け、どんな曲でもこなしていく演奏の自立をされているのだと思いましたる

 

 またどの生徒さんにも感じたのですが、先生と親子のように仲がいいのです。暖かい心の通い合いがレッスンを通して連綿と続いているのを感じました。

 

 レッスン見学の後のディスカッションでは、私以外はとんでもなくすごいレベルの先生方だったことが判明。(^^;) 皆さんピティナのステーションの代表をしていらして、すごく前向きです。話題もコンクールの審査の話やアドバイザーとしての先生方のご活躍を知ることができ、貴重なお話を伺うことができました。

 

ピアノ指導法でおなかいっぱいになった一日でした。