テレビのN響アワーでアリス・沙良・オットーさんの演奏を見ました。
演奏曲目はプロコフィエフのピアノ協奏曲ト長調。
躍動感あふれる1楽章、静かに夢見るような2楽章、そしてはしゃぎまわるような3楽章。
アリスさんの演奏は、まるでピアノというおもちゃを使って、オーケストラというお友達と子供のように遊んでいるかのように見えました。
指は軽々とキーの間を飛び回り、それがまるで手が自分で動いてるかのように見えます。アリスさんは時々弾きながらガバッとオーケストラを振り返ったり、指揮者と目を合わせながら体を小刻みにジャンプさせるようにリズムにノリノリで弾いています。
2楽章のしっとりしたところでは、体を大きく揺らし、何か酔いしれているように音楽に浸りきっていました。
本当にピアノを弾くのが楽しくて仕方ないような感じです。
見ている方も楽しくて、こういう風にひけたらいいなあ!と思いました。
素晴らしいピアニストですね。一度生で聞いてみたいです。
今年の目標が見えてきたような気がしました。