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毎年楽しみなジルベスタコンサート

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

年末に引いた風邪がいまだ治りきらず、喉がガラガラしたまま年を越してしまいました。

黙っていると具合良いのですが、しゃべり始めるとどんどんハスキーになっていってしまいます。

それにしても、もう3週間近くになるのにまだ治らないなんて…。

 

新年の楽しみは、12/31の年越しタイムに放送されるオーチャードホールのジルベスタコンサートです。実際生で見、聴くことができればいいのですが、毎年テレビで楽しんでいます。

このコンサートでは、1/1の0:00の時報と共に曲の最後をむかえるように演奏するゲームがあり、これがいつも楽しみなのです。

 

今年の指揮者はバッティストーニ。まだ若いイタリアの素晴らしい指揮者です。

曲はオペラ「アイーダ」の中の「凱旋の歌」。とても有名な曲で合唱団も加わっての壮大な音楽です。

バッティストーニの若々しく力強い音楽が始まりました。やや速いペースでぐいぐいと突き進んでいきます。途中から「これはもしや…」と心配になってきました。

終了1分前からは画面には時計が出てきて秒を刻み始めます。んんん? 大丈夫か?

案の定15秒前に曲は終わってしまいました。するとバッティストーニ氏は最後の音を15秒間伸ばしづけたのです! 

 

うーん、こういうこともあるよね。ピッタリ終わった時の爽快感もたまらないけど、こういう失敗するとちょっぴり親近感が湧いて、逆に愉快な気分になります。

 

とにもかくにも無事に新年を迎えることができました。おめでとうございます。