
12月19日、岡村教室でもクリスマス会が開かれました。
お約束のミニ発表会は、くじを引いたその番号順に弾きます。曲は今ちょうど弾いている練習曲の中から選ぶので、生徒たちにも無理がなくレッスンの延長線上で発表することができます。
今回は入ってまだ3か月のYちゃんが、2曲弾いてくれました。まだ4歳のYちゃん。習い始めてすぐにアップライトピアノをご家庭でご用意してくださいました。まだ手が小さいのですが、お母様と一緒にいつもとてもよく練習してきてくれます。
今はバスティンオールインワンを使っているので、そこから「一緒に泳ごう」と「ドナルドおじさん」を弾いてくれました。オールインワンには伴奏がついているので、おうちでも楽しく練習してくれているようで、ピアノを弾くのがとても楽しそう。聞いていたお友達も「4歳なのにしっかり弾けていてすごい!」などの感想を言っていました。
一人一人弾き終わるたびに、聞いてくれたお友達から感想を聞きます。お友達も感想を言うために真剣に聞いています。「音がきれい」「強弱が上手にできていた」「感じがこもっていた」といろいろな感想が出てきます。聞きながら良い演奏がだんだんつかめてきているようです。
今年はピアノギャラリーでも行ったハンドベルをしました。曲は「ジングルベル」。ABCでドレミを覚え、私が手書きをした楽譜を見ながら、初めてハンドベルを鳴らしてみます。鳴らしてみる前はドキドキだったのが「やってみると意外と簡単そう」と、あっという間に出来上がっていきます。小さいYちゃんもお母様と一緒にいっぱい鳴らしてくれました。
最後はプレゼント交換。一人ずつ持ってきたプレゼントをジングルベルに合わせて回し、止まったところで交換完了。そして短くお茶会をして終わりました。
今年のレッスンはこれでおしまい。今年もみんなで楽しく過ごすことができました。
1年間のレッスンでとても沢山曲を弾いた人、コンクールに挑戦した人、初めてステップに出た人、人前で初めて弾いた人、いろいろいました。みんな力強く成長したと思います。
このところ、子どもの演奏技術の向上に特に力を入れています。曲の感じをつかみ、それを実現できる技術力をつけると演奏そのものが楽しくなり、どんどん曲を弾きたくなってきます。音楽を表現することが楽しい、そういう子供を育てたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いします。