7/31、みなとみらいホールで開かれたグレンツェンピアノコンクールに行ってきました。 このコンクールは全国規模で予選から大きな会場で演奏できるため、とても人気があるようです。
予選で弾けるのは課題曲1曲のみ。全員が同じ曲をどんどん弾いていきます。今年の3,4年生の課題曲はギロックの「お化けの足おと」。解釈によっていろいろな変化がつけやすく、気持ちも入れやすいとても面白い曲です。
50人ほどずっとこの曲ばかり聞いていると、遠近感やおばけの様子がそれぞれ微妙に違って、おおきいおばけ、消えそうなおばけなど、演奏する子供の気持ちの伝わる演奏が際立ってきます。演奏する時の集中力、耳できちんと聞けているか、様子をつかんで演奏できているか、そうしたところがこの短い曲での表現力が問われてきます。
今回参加した生徒は残念ながら賞には入りませんでしたが、2000人のホールで初めて弾いた緊張感と闘いながら、よく弾けていたと思います。これからまた課題に取り組んで、また来年も挑戦してみようね!