3/25はピアノギャラリーの発表会。私の生徒たちも参加します。特に発表会に初めて参加する年少さんのK君は、いつも元気いっぱい。落ち着いて弾けるかな?とちょっと心配なところもありますが、とにかくリハーサルをしようということで、お教室に集まってリハーサル会をしました。
プログラム順に名前を呼ばれたらピアノの前まで歩いてきてお辞儀をし、椅子に座って手はお膝。合図されなくても自分で弾き始めること。そして終わったら一旦手をお膝に置いてから、椅子から降りてお辞儀をして帰る。こんなステージマナーも一人ずつやってみます。いつもレッスン室にはいらっしゃらないお母様や兄弟も来てくださっていて、ちょっぴり緊張~。
一人ずつ弾いてみた感想は「緊張していつも通り弾けなかった」。そうなんです。本番はいつも通りにはいかないのです。それがわかっただけでも大きな進歩。
そのあとは公開レッスンです。お友達のレッスンを聞いて、自分のためになることもたくさんあります。もっと上手に弾くには? 曲の感じは伝わっているかな? 体の使い方はどうだろう。これらはすべての生徒さんに共通のポイントです。自分の演奏はなかなか客観的に聞くのは難しい、でもお友達の演奏は落ち着いて聞くことができます。先生がどんなレッスンをするか、公開レッスンにはそういう意味でも貴重な時間です。
また、せっかく普段は別々にレッスンしているお友達がいるのだから、みんなでできることをしてみようということで、聴音コンテスト! 先生の弾いた音を当てた人が勝ち! まず先生がドレミファソラシドを弾いて、その中の音をポーン! わかった人は手を挙げて答えます。小さい子供たちは耳が敏感で、すぐに聞き取って答えてくれます。10点先取りした人が勝ち。楽しい時間が持てました。
この聴音は、のちのち英語の発音を聞き取るときにも役に立つんですよ。
さて、来週最後のレッスンをしたら、いよいよ次は発表会です、みんな楽しもうね!